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虹

​診察室へようこそ

2025.3.5

アルツハイマー病の新しい治療(その2)

2025-3.5

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アルツハイマー病の新しい薬であるレカネマブは進行したアルツハイマー病には効きません。そのため、

アルツハイマー病の軽度認知障害(MCI)をできるだけ早く見つけて治療につなげていく必要があります。

日常生活でMCIに気づくヒントとなるのは

  • 何度も同じ事を尋ねることが多くなった

  • 捜し物が多くなった。

  • お薬の飲み忘れが多くなった。

  • 銀行口座の管理が難しくなった

また、仕事をしている場合は、

  • 何度も同じ事を尋ねることが多くなった

  • ​仕事のミスが増えた

  • ​銀行口座の管理が難しくなった

ただいずれの場合も、日常生活はきちんと出来ていて問題になることはないため、

何か変だなと思いながら、ご本人は認知症につながるとは考えていない場合がほとんどです。

外来では、MMSEや長谷川式の簡易検査をします。

​この検査で3単語遅延再生が出来ない場合は、アルツハイマー病によるMCIの可能性が高くなります。

​MCIを疑ったら当クリニックは、認知症疾患医療センターである弘済院病院物忘れ外来に精査をお願いしています。

アルツハイマー病の新しい治療(その1)

2025-2.1

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昨年からアルツハイマー病の新しい治療が始まっています。レカネマブの投与です。

これまでは、アリセプトやメマリーなどが処方されていました。

しかしこれは、認知症症状はある程度押さえますが、根本から治療する薬ではありませんでした。

一方レカネマブの投与は、アルツハイマー病の根本原因であるアミロイドβプロトフィブリルに結合して、

アミロイドβプラーク(アミロイド斑)を減少させ、根本治療にかかわってきます。

わかりやすくするためにインフルエンザに例えてみましょう。

アリセプトやメマリーなどの従来治療は、インフルエンザの感冒症状(鼻水、咳など)を抑える薬とおなじようなもので、

レカネマブ投与はインフルエンザウイルスを退治する抗インフルエンザ薬と同列に考えていただくといいかと思います。

アミロイドβは認知症の症状が発現する10から20年以上前から脳内に蓄積します。

一方、レカネマブは進行したアルツハイマー病には効きません。

したがって、アルツハイマー病の軽度認知障害(MCI)の時期から、レカネマブの投与を開始することが必要になります。

わたくしは、かかりつけの患者さんの軽度認知障害(MCI)を早期発見するよう努めていきたいと考えています。

当クリニックでは軽度認知障害を疑ったら、認知症疾患医療センターの物忘れ外来へ紹介しています。

これはがんを早期発見するためにがん検診を行い、がんを疑ったら専門医療機関へ紹介するのと同じと

考えていただくとわかりやすいと思います。

​​来月は軽度認知障害をいかにして見つけ出すかについてお話ししたいと思います。

2025-2.1
2025-1.15

ヒートショックに気をつけましょう

2025-1.15

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今年に入って、元気に通院をされている二人の男性から、昨年末にヒートショックになったという報告を受けました。

一人の方は、入浴後ふらふらになって立ち上がれなかったようす。

もう一人の方は、浴槽から上がった直後に意識を失って倒れ、救急車で病院へ搬送されました。

ヒートショックは冬場の入浴中の死亡事故の最も多い原因となっています。

暖かい部屋から寒い脱衣所へはいると、血管が縮んで血圧が上昇します。浴室内はさらに寒いことが多く、血管がさらに縮んでさらに血圧が上昇。熱いお湯につかることで、血管が拡張して血圧が低下します。

脱衣所や浴室で収縮期血圧が180から190まで上昇し、浴槽に入って90まで急に低下するケースがあるようです。

血圧低下により、失神発作をおこして、浴槽内での溺死事故につながっていきます。

特に高齢者は血圧の変動が起こりやすいので注意が必要です。

​対策としては

①脱衣所はストーブで暖めておく

②浴室内の暖房設備がない場合が多いので、シャワーのお湯を出して蒸気で暖めておく等の工夫をする。

③お湯の温度は41度以下、浴槽につかる時間は10分以内に。

④お湯につかっている間は体に水圧がかかっているので、急に立ち上がると血圧が低下しやすくなります。

 半身浴などもおすすめです。

⑤一人で入るときは、家の人に声をかけてから入り、入浴時間が長い場合には浴室へ見に来てもらう必要もあります。

⑥飲酒後の入浴は、血管が拡張して血圧が低下しやすいので、もってのほかです。

2024-12.1

泡で体を洗ってみませんか(その2)

2024-12.10

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前回、乾燥肌の痒みに対して、泡で体を洗う方法をご紹介しました。

時々、他のクリニックから変わってこられた患者さんで、痒みに対して多量のステロイドを処方されている患者さんがおられます。        
塗り薬であっても、ステロイドを多量に使用すると問題がありますので、ステロイドは炎症の強いときのみ使用し、後は保湿剤で        
しのぐことをおすすめしています。しかしステロイドに頼っておられた方はステロイドを制限すると、痒みが治まらないため、        
つい掻いてしまって、ますます痒みが治まらなくケースがあります。

高齢の方の皮膚の痒みはほとんどの場合、角質の水分保持能力の低下による角質のバリア機能が低下することによって起こります。        
皮膚を掻くことで、痒みを誘発する物質が出てくるのでさらにかゆくなります。        
また、掻くことで皮膚が傷つきさらにバリア機能が低下します。

そこで、皮膚の角質層の保護のため、入浴時には泡での入浴を行なってもらいます。        
ステロイドは炎症の強いときのみに制限し、それ以外の時は、痒みに対してアズノール軟膏を使用してもらいます。        
どうしても我慢ができない場合、皮膚を短時時間冷やしてもらう場合もあります。        
そして、乾燥を防ぎ正常な角質層を作っていただくために、保湿剤を使用していただきます。        

 

しばらくすると、皆さんステロイドの処方が要らなくなります。。        
その後は、正常な角質層を保つため、皮膚の保湿につとめていただいております。

2024-11.1

泡で体を洗ってみませんか(その1)

2024-11.1

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冬になると、肌が乾燥して痒みを訴える方が増えてきます。そういう方に、泡で体を洗うことをおすすめすると、

調子が良くなると評判です。
方法は、       
①洗面器に熱めのお湯を入れます。 
②ナイロンタオルやスポンジに石鹸をこすりつけて、またはボディーシャンプーをふくませてしっかり泡を立てます。

③この泡を、洗面器いっぱいに作ります。

④泡を手にとって、手で体を洗います。

⑤泡を洗い流します。
⑥水分をしっかり拭き取った後、処方された軟膏があれば塗ります。

 
ただ、これだけのことです。 
このときの注意は、ナイロンタオルでは体をこすらない。もちろん、タオルや手ぬぐいでも体をこすらない。

かならず、手で洗います。      
これが大切です        

そらあきませんわ

2024-10.1

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外来通院をしておられる一人暮らしの患者さんから「トイレからの立ち上がりが難しくなった」との訴えがありました。        
立ち上がり時の重心の前方移動が十分にできず、立ち上がった時に体重が後ろに残ってしまっています。そこで、立ち上がった時に        
体重が足の上に乗るようにするため、『立ちあがる前に体重を十分前方へ移動させて立ち上がる』練習をしていただくことになりました。 
歩き方も、お尻が出てよたよたとした歩き方になっていたので、ノルディックウォーキングの練習をしていただくことになりました。        
下肢の筋トレも指導をして、自宅でリハビリテーションをしていただくことにしました。        
外来でリハビリのチェックをしますが、経過は一進一退でした。        
ある日の外来で、「リハビリはしんどいから、もうやめたい。歩かれへんでも、一人暮らしはできるとヘルパーさんも言ってるし・・・」 一人暮らしで歩けなくても「私たちがついているから大丈夫」とヘルパーさんから励まされたようです。        
その時の私の返事です。「確かに、歩けなくてもヘルパーさんの助けを借りて一人暮らしはできますよ。ただし,        
トイレへ行きたくなった時にすぐには来てもらえないのでおむつをして待っていなければなりませんよ。」それを聞いてその方は、        

“そら、あきませんわ”と言って帰って行きました。丸2日考えた後「やはりリハビリをします。」との返事がありました。        
その後、リハビリの成果が上がり、立ち上がりも歩き方も上手になりました。        
       
その6年後に通院が難しくなったため、訪問診療が開始となりました。その2年後に近くに住むお嫁さんが見守る中、御自宅でなくなられました。        
なくなる1週間前まで、ノルディックウォーキングでトイレへ言っておられました。なくなった日の朝は自分でポータブルに移って排泄を済ませその後ベッドにお嫁さんと並んで座って、フィギュアスケートのビデオを観たとの事です。        
まさに大往生だと思います。        

2024.10.1

新型コロナワクチン・インフルエンザワクチン接種

2024.9.1

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新型コロナワクチン、インフルエンザワクチンの定期接種の時期となりました。
定期接種の対象者は以下の方です。
①満65歳以上の方 
②満60歳から満64歳の人で、心臓・腎臓・呼吸器の機能障害、またはヒト免疫不全ウイルス(HIV) による免疫機能障害を有する人で、かつ身体障害者手帳1級もしくは同程度の人
以上の人は、接種費用が一部公費で負担されます。
これ以外の方で、インフルエンザワクチン接種をご希望の方には、全額実費で接種をさせていただきます。
接種費用の詳細はこのホームペイジの予防接種のところをご覧ください。
接種に使用する新型コロナウイルスワクチンはファイザー社のコミナティ(mRNAワクチン)です。
基本的には、インフルエンザと新型コロナウイルスワクチンの同時接種となります。 
単独の接種も出来ますので、ご希望の方はお申し出ください。
    
診察室で、患者様から新型コロナワクチン接種について質問を受けることがあります。    
”もう、コロナのワクチンは受けなくてもいいのでは?”等です。その時に私は、ワクチン接種をおすすめしています。
新型コロナワクチンの定期接種をおすすめする理由は、インフルエンザと比べると高齢者の重症化リスクが高いためです。
ワクチンを接種すると、コロナにかかりにくい、かかっても症状が軽くて済む、重症化しにくくなるなどの、利点があります。
コロナワクチンによる抗体価は接種後半年すると低下するようです。そのため諸外国では、ワクチンの定期接種が半年毎になっていますが、日本では冬の1回のみになっています。
またコロナの株が変異しているので、今回のコロナウイルスに対応したワクチンをこの秋に接種することが必要です。
今回接種する新型コロナワクチンの抗原構成は、1価のJN.1系統となります。
インフルエンザも今年流行が予想されるウイルスに対応してワクチンが作られています。
また、ワクチン接種者が増えると、コロナやインフルエンザが流行しにくくなり、感染者が減るというメリットもあります。

2024.9.1
2024.07

脱水と水分補給

2024.07

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最高気温が35度を超える日が続いております、外来に来られた方は、”からだがだるい””食欲がない”などを口々に訴えます。中には、脱水による血圧低下で、転倒される方、頭がぼーっとして熱中症一歩手前の方もおられます。水分を十分とれていない方が多く、心不全やその他水分制限の必要な疾患を持っておられる方以外は、1500mlの飲水をおすすめしております。皆さん一度にたくさん飲もうとするので、なかなか飲めないようです。一口ずつ、繰り返しこまめに飲むと意外と飲めるものです。

高齢者は、のどの渇きを感じにくくなっている方が多く、のどが渇いたと感じる時はかなり脱水が進んでいると考えていただいた方が良いと思います。

先日こんなことがありました。

当院通院の患者様で、動作が急に緩慢になり、認知症症状が進んだ方がおられました。昼間独居の方で、昼間はご家族は全員仕事に出かけておりません。家事も出来なくなり、動けなくなったため、ご家族は3ヶ月のショートステイを申し込みました。

外来に来ていただくと、歩くスピードも遅く、受け答えもしっかりしません。1日に水分量が500ml前後しかとれていないようで、尿比重を測るとかなり高く脱水があることがわかりました。1日1500ml前後をとり、毎日の飲水量を記録するよう指示しました。

飲水量がはっきりわかるよう、ペットボトルに飲物を準備し、冷蔵庫で冷やすよう指導をしました。

訪問看護師も、訪看時に飲水の仕方、飲水量の測定の仕方を指導。

次の外来受診時には、颯爽とノルディックウォーキングで来院され、いつものように賑やかにおしゃべりをして帰られました。

洗濯等の家事も、今までと同じように出来るようになり、ご家族は、ショートステイの予約を取れ消されました。

ご家族に道で出会ったとき、”水って偉大ですね。しおれた花が戻るように、見事によみがえりました”としきりに感心しておられました。

認知症と内服管理

2024.08

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認知症の方は薬の飲み忘れが多くなります。そのため、薬を飲んでいただくための様々な工夫をしています。

薬局にお願いしてお薬を一包化してもらいます。これは、同じ時に飲む薬をシートから出して一つの袋に入れてもらう事です。

また、いつ飲む薬かがわかる様に、一包化された薬の袋に飲む日にちと、朝食後などの飲む時間を印刷してもらいます。

​1日の内服回数が少ない方が飲み忘れが少なくなります。食事前後にお薬を飲むようになっている場合でも、問題がなければ食前または食後にまとめます。また朝のみ、夕のみにまとめる方が飲み忘れが少なくなりますので、可能ならまとめるようにしています。

薬局から訪問薬剤管理指導を受けることが出来ます。薬剤師さんが患者さんの自宅を訪問して、薬を飲みやすいようにお薬カレンダーに入れたり、内服がきちんと出来ているかをチェックしてくれます。

訪問薬剤管理指導を利用していない場合はご家族が、訪問看護を利用している場合は訪問看護師がお薬カレンダーに薬を入れたり、服薬がきちんと出来ているかを確認します。患者さんが自分でお薬カレンダーから薬をとって内服する場合は、飲んだ後の空の袋をカレンダーに戻してもらうようにすると、内服確認が確実に出来ます。

さらに、一人暮らしの方は様々な工夫が必要です。

認知症と高血圧の患者さんがおられ、薬がほとんど飲めておらず血圧がうまくコントロールできておりませんでした。薬を1日1回の内服で済むようにまとめ、認知症の薬は貼り薬を使用することにしました。週1回通院していただくことにして、外来で薬の貼布、内服をしてもらいます。また、週1回の訪問薬剤指導、週1回の訪問看護でも同様に行ないます。週2回のデイサービス時にも薬の服薬管理をお願いしました。土日はご家族へ協力を仰ぎました。同時に、本人に自己血圧測定の指導を行ない、記録をしてもらうことにしました。

その結果,薬の飲み忘れが少なくなり、自分でも注意している様子がうかがわれました。まわりからの援助もあり、認知症に対する不安症状が以前より少なくなっていました。日常生活に対しても、少し自信が出てきているようでした。自己血圧測定もきちんと出来るようになり、血圧のコントロールが出来ていると外来でほめられると、胸を張ってうれしそうにしておられました。

2024.08
2023.05
2023.04

生活習慣病の患者様との診察室での会話

2023.04

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患者様(以下Pt)

先生、寝たきりにもなりたくないし、認知症になって周りにも迷惑をかけるのも困りますね。
できればぽっくり行きたいものですね。

医師(以下Dr) そうですね。でも、糖尿病や高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病は、脳梗塞や心筋梗塞の原因となり寝たきりを引き起こします。
生活習慣病から心不全を引き起こし寝たきりとなる患者さんが最近増えてきて、問題となっています。生活習慣病は、認知症の原因にもなりますよ。

Pt じゃあわたしも、寝たきりや認知症になる可能性があるということですね。
Dr そうですね。でも、いろいろ気をつければ、寝たきりになるのを防ぐことも出来るし、寝たきりになる時期をできるだけ遅くする事も出来ますよ。
わたくしは、外来に通院しておられる患者様が、亡くなる直前まで、自分で歩いてトイレへ行けて、座って自分でご飯が食べられたらいいなと思って治療や指導をさせていただいています。

Pt 寝たきりになったら、介護の費用とかいろいろお金がかかりますよね。
Dr そうですね。寝たきりになって、せっかくの貯金が、介護の費用に消えてしまっては、残念です。貯金はちょっぴりおいしいことと、ちょっぴり楽しいことに使えるといいですね。三途の川は、全員が一度は渡らなければいけないみたいです。でも、三途の川まで皆で手をつないで、ワイワイガヤガヤ楽しく歩いて行ければいいですね。
Pt そうですね。そうなると残りの人生も楽しいですね。
Dr 寝たきりにならないよう、しっかり指導をさせていただきますので皆で残りの人生を楽しみましょう。
Pt 先生頑張りますので、よろしくお願いいたします。

日常生活動作のリハビリ

2023.05

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必要な患者様に以下の日常生活動作の指導を行なっております。

*寝返り

*床からの立ち上がり

*イスからの立ち上がり

*ベッドからの起き上がり

*足の上に体重をのせて歩行できるようにする

を、日常生活動作として指導しております。

ひとりで歩いて外来通院ができている患者様の中に、自宅の床で転倒したり、道で転倒した場合、自力で起き上がることが出来ない患者様がおられます。

道で転倒して起き上がることが出来ず、しばらく後に通りがかった人に助けおこされた方、一人暮らしの方が自宅で転倒して起き上がれず、数日後のヘルパーさんの訪問まで転倒した状態で過ごした。等々、があります。道で転倒して、車にはねられた方もおられました。

皆さん、仰向けに転倒して、そのまま上体をおこそうとして起き上がれないケースがほとんどです。

寝返りをして、腹這いから四つ這いになって起き上がる方法を思いつかなかったり、そもそも寝返りが出来なくなっているケースもあります。

こういう患者様には寝返りと、床からの立ち上がりを指導します。

外出して、または自宅でもトイレからの立ち上がりが難しくなってきているとおっしゃる方がおられます。

洋式トイレであっても、掴まるところがないので立ち上がれなかったというケースがほとんどです。

そういう患者様の場合診察時にイスからの立ち上がり方をみていると、イスの座面の両端や、イスの肘掛けに手をついてヨッコラショと立ち上がっておられます。

この時期には、ほとんどの方がご自分で歩いておられるのですが、そのうちに、なにか掴まるものがないと歩けなくなってしまいます。

つかまり立ちが必要になると、トイレへはなんとか行けるが、自分でズボンを下ろして用を足せない、誰かの助けがないとズボンを上げられない状態となり、まもなくおむつ生活が始まるという経過をたどります。

立ち上がり時には、上体を前に倒して、体重を前方へ移動させて立ち上がる方法を指導します。

思ったより簡単に立ち上がることができるので皆さん結構喜んでくださいます。

何かに掴まらなくても立っていることが出来るように指導をすると、自分でズボンの上げ下ろしが出来るようになります。

昨年6月に、歩けなくなって通院が出来なくなり、訪問診療と訪問看護が開始となった方がおられました。

トイレ動作もうまく出来ないため、ポータブルトイレが必要な状態でした。

訪問診療と訪問看護で日常生活動作のリハビリの指導をおこない、半年後には自分で歩いてトイレへ行けるようになりました。

出来れば、お亡くなりになる直前まで歩いてトイレに行けるようになっていただけたらとわたくしたちは考えております。

​今後も、いろいろな疾患に対して追加をしていきますので、よろしかったら、また覗いてください

院長

渡辺満喜江

住所

大阪府豊中市上新田3-4-17

電話番号

06-6835-7550

 車椅子でも利用できるトイレ 

アクセス

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桃山台駅より徒歩8分

竹見公園北向かい

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〒560-0085 大阪府豊中市上新田3-4-17
電話番号 06-6835-7550

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